多くの患者を末期がんから生還させた男の奇跡のストーリー

食事療法は病気を治す基本

食事療法は病気を治す基本

長女を亡くしてから、がんについて猛勉強するなかで私は、さまざまな治療法があることを知りました。そのなかで最も大事なモノのひとつが食事だと感じました。「私たちの体は食べたものからできている」とよくいわれますが、その通りです。
 
何を食べるかによって、健康を維持できるかどうかが変わりますし、病気に罹ってからでも食事を変えることによって、薬で治療するよりも大きな効果が得られることもあります。食事療法を取り入れているクリニックも増えています。食事療法を実践することは、自分の体質を変えることでもあります。東洋医学では、体質を重視しています。
 
例えば、体力が充実して疾病に対する抵抗力の強い体質の人を東洋医学では「実証」といいます。逆に体力がなく体の機能が低下したり、生理的物質が不足したりしている体質の人を「虚証」といいます。体質には、がんになりやすい体質となりにくい体質があります。できるだけ、がんになりにくい体質をつくることが重要なのです。
 
東洋医学では、体質を改善するために漢方などを用いますが、食事の改善による方法も有効です。
 
例えば、がんの好む食事は、高カロリー、糖やアミノ酸、油脂類、体を冷やす食材などといわれています。一方でがんが嫌がる食事もあります。それは、低カロリー、食物繊維、ミネラル、ビタミン、体を温める食材などです。こうしてみると、がんにかかりにくい食事は、ダイエットに通じる部分があります。肥満は生活習慣病の原因だといわれていますから、ダイエットががんの予防や治療にいい影響を与えるのは不思議ではありません。
 
がんが嫌がる食事の基本は、粗食であることです。栄養価の高いものや糖分の多いものは、がんの餌になってしまいます。肥満気味である人は、まずダイエットすることが先決だといえます。そのためには、「糖」を控えることが重要です。最近は糖質抜きダイエットが人気になっていますが、「糖」を控えることは体重を減らすだけでなく、免疫力を上げることにもつながるのです。

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