多くの患者を末期がんから生還させた男の奇跡のストーリー

患者も家族も元気なときのことを思い出す

患者も家族も元気なときのことを思い出す

がん患者は、自分の将来を悲観してしまいがちです。元気なときはやさしくて頼りがいのあった人でも、がんに罹った途端に気難しくわがままな性格になってしまうこともあります。それは先行きの不安から苛立ちが募り、悪い面が出てしまっているにすぎません。冷静に考えれば、家族もそれが理解できるのですが、家族にしても身近な人ががんに罹ればショックが大きいですし、やらなければならないことも多いので次第に疲れてしまいます。

そんなときに患者がわがままを言ったり、家族を非難したりするようなことがあれば、ときには感情を抑えきれずに、ケンカになってしまうこともあります。しかし、家族の関係が悪くなってしまうことは治療に最も悪影響を与えることになりますから、未然に防がなければなりません。家庭の空気をよくする一つの方法が、元気なときの写真を見たり、思い出話をしたりすることです。それによって、家族は患者の本来の人格を再認識することができます。患者本人も、自分の本来の姿を思い出して、家族への態度を改めるきっかけになります。

患者も家族も精神的に余裕がなくなってしまうのは当たり前のことです。それを心に留ておき、自分を取り戻す工夫をすることが大事です。

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