多くの患者を末期がんから生還させた男の奇跡のストーリー

遠隔治療は被災地も救う

薬を必要な人に必要なときに届ける

遠隔治療は被災地にも大いに役立ちます。地震などの災害は、広範囲に大きな被害をもたらします。多くの人が一度にケガをするので現地の病院だけでは対応ができません。そもそも病院が被害を受けているケースもあり、十分な医療が提供できないこともあります。流通網もマヒします。道路が寸断され、必要な物資も薬も思うように届けることができなくなるのです。

遠隔治療のシステムがあれば、医師が現地に出向かなくても診察をすることができます。必要な薬を届ける方法も整いつつあります。ドローンを利用して、必要な人に必要なものを届ける試みが始まっているのです。全国どこからでも遠隔治療で診察ができて、すぐに薬を届けることができれば、多くの人を助けることができますし、医療費自体を削減することもできます。

一般の遠隔治療は、一度、対面で診察をしてからでないと処方箋を書くことができませんが、過疎地や災害の場合には例外が認められています。最初から遠隔治療でも処方箋を出すことができるのです。私は弟と娘を失い、その二つの命を通して、医療格差をなくすことの重要性に気づきました。日本は先進国だといわれていますが、失う必要のない命まで失われています。適切な医療を適切なタイミングで受けることができないために亡くなっている人も多いのです。

これほど悲しいことはありません。一人でも多くの命を救うことができるシステムを構築するのが私の使命だと考えています。

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