多くの患者を末期がんから生還させた男の奇跡のストーリー

仕事が気持ちを支えることもある

仕事が気持ちを支えることもある

家族から患者の仕事について質問を受けることがあります。治療期間中に仕事を続けると、がんが進んでしまうのではないかと家族は心配するのです。

しかし、これまで仕事をしてきた人にとっては、仕事を続けること、仕事に復帰することが希望の一つになっています。やみくもに仕事を禁止すれば、患者の苛立ちを募らせてしまうことになります。そんなときは患者がどうしたいのかをしっかり聞くことが大事です。家族とはいえ、日頃は互いの要望を改めて聞く機会は多くありません。家族のことは意外に理解できていないものです。

仕事は社会とのつながりでもあります。定年退職した人が、仕事を離れると同時に老け込んでしまったという話はよく聞きます。社会とつながっていることが大きな生きがいとなっているのです。また、治療のために仕事を離れてしまえば二度と復帰できないのではないかという不安も患者にはあります。

患者が不安や不満を溜め込んでしまわないためによく話し合い、仕事を続けながら治療をすることも選択肢の一つであると考えてください。

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